Tunaboni Collectionsの制作情報をお知らせいたします

# ツナボニコレクションズ(Tunaboni Collections)公式ブログ

# 「mariage-マリアージュ-Vol.1峯岸達己編」ショートストーリー

「mariage-マリアージュ-Vol.1峯岸達己編(cv切木Lee)」(2017年3月発売)のショートストーリーです。
ティザーサイトはこちら
本編の少し前のお話です。

「突発的なある日の出来事」

俺の婚約者は「たっちゃんはスケジュール管理がすごい」と言う。
職業柄、順調な進行を心がけるクセがついてしまったので多少の強迫観念があるのかもしれない。
(実際、旅行行程にはトラブルとハプニングがつきもの。それをどう切り抜けるかで添乗スキルを試されるわけである)

なので彼女は突発的な俺の行動にはあまり慣れていない。
只今の時刻は午後6時ジャスト。
彼女はまだ派遣先にいる時間だ。
その最寄り駅にいると知ったらびっくりするだろうか?
わくわくしながらラインを送る。

「仕事もう終わった?」
2分ほど待って既読が付く。
『終わったよ。今着替えてたところ』
「今駅にいるんだけど。待ってても大丈夫?」
『何かあったの?』
「ううん。ちょっと付き合って欲しいところがあるだけ」
ピロッと音を立て返信が来た。
トーク画面ではスタンプのスケート男子が【了解しました-】と華麗に滑っている。

家路を急ぐ人混みの中、彼女を待つ。
このひとりひとりに家があってみんなそこに帰るんだな、と当たり前のことを考えた。
ひとりの部屋に帰るのがしんどくなったのはいつからだったろう。
寝起きのままで出ていったベッドの布団が、帰宅後朝と同じ形で残っているのがやけにさみしいと思えた日があった。
彼女と正式に恋人同士になった頃のことだと思う。

攻略するのが大変だったので(なんせ恋人にするまで1年かかった)手に入れた時の喜びは、そんじょそこらの「彼氏ども」の比じゃなかったはず。
それで「絶対に手放したくない」→「嫁にしなきゃ」の流れができたんだろうな、などと自分を分析していると。
人の群れのはるか彼方で、最愛の人がポツンと点となって見えた。
俺はどんなに沢山の人がいても彼女を見つけ出す自信がある。

-待たせてごめんね!出掛けに電話がかかってきちゃって
婚約者が息を切らせて近づいてきた。
「いや、こっちが勝手に来たんだから。おまえが謝るのはおかしいよ」
(でもおまえのこういうところが大好き)
並んで歩きながら『どこに行くの?』『何の用事?』とも尋ねてこない。
これもおまえの特徴。詮索は一切しない。
信頼されてるよなぁと思わず背筋が伸びた。

オフィス街から繁華街に向かう。
「お腹空いてる?」
-……ううん。そうでもない
「今、一瞬、間(ま)があったぞ」
-残念なことに、わりといつでも空いてるんだよね、私って……
確かにそうだ。
「ご飯は用事を済ませてからでもいい?閉店時間が8時なんだ」
-いいよ
-?閉店時間……?あ。付き合って欲しいところの?
「おまえなぁ、反応おっそいよー」
つないだ手から笑う俺の震えが伝わったらしくぎゅぎゅぎゅと握り返してきた。

いわゆる商業地でも一等地と言われるビルの前で俺が立ち止まる。
「頼んでたものを取りに来たんだよ」
-そうなのね
「結婚指輪だよ」
ハッとした顔が次第にじわじわと嬉しそうにほぐれる。
笑いながらおまえの背を押してビル内に入った。



そして1時間後-
湯気の立つ蒸し器を開けるとそこにはぷるぷると震える小籠包が鎮座している。
何とかいう名前の魚は熱々のネギ油をかけられて香ばしい匂いを放っている。
だが、本場の中華を楽しめる評判の店に来たというのにこの人は。
ぼうっとした顔でずっと左手の薬指を見つめたままだ。
「食べなよ、冷めないうちに」
-うん
とうなずくものの右手の箸は止まっている。

「もしかして気に入らない?おまえ好みだと思ったんだけど」
-ううん、そんなことない。すごく気に入ってる
「よかった。刻印が完了したって連絡もらったからさ、早く取りにいきたかったわけ」
-そうか……
「まだ何か気になるの?」
-まさか付けて帰るとは思わなくて。それで驚いてるの
そりゃそうだよ。それが狙いだ。

「それでおまえはもう【売約済】ってことだからね」
-婚約指輪もあるのに?
「『こんな高いもの失くしたら大変』とか言って普段つけてくれないんだもの」
-そっか……それは失礼しました
おまえを見つめる俺の指にも同じ物が光っている。

気持ちが落ち着いたのかようやくおまえは箸を使い出した。
どうしようかな。
実は婚姻届も手元にあるんだ。
今晩一緒に記入しようと思っているけれど、それはこの食事が終わってから話した方がよさそうだ。
今日は俺の突発行動に驚いてばかりだろうし。

-魚、美味しいねぇ
「うん、すごく柔らかいな」
これはいつもと変わらない俺たちの会話。
こうやって変わらない習慣と新しい習慣をすり合わせながら2人の日々を作っていくのだろう。
もうすぐ俺たちの長い旅が始まる。
トラブルやハプニングもあるだろうがきっと何とかなる。
大丈夫、俺は旅程管理のプロフェッショナルなのだ。

(了)

# 「ファム・ファタールVol.1覚醒(cv土門熱/宝殿亭ガツ芯)」バックレイの表記に関するお詫びと訂正

平素はご愛顧を賜りまして誠にありがとうございます。
2017年1月27日発売の「ファム・ファタールVol.1覚醒(cv土門熱/宝殿亭ガツ芯)」につきまして、バックレイのトラックリストの表記で抜けている部分がありました。



誤)
1.提案される
2.開拓される
3.仕掛ける
4.助言される
5.達成する
6.覚醒する
7.愛される



正)
1.提案される
2.開拓される
3.仕掛ける
4.助言される
5.達成する
6.そそのかされる
7.覚醒する
8.愛される



ご購入頂きましたお客様、並びに販売店、関係者にはご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。
以上のとおりに訂正をさせていただきます。
今後はこのようなことの無いように十分な注意を払って参りますので、何卒ご容赦くださいますよう重ね重ねよろしくお願い申し上げます。

# 「In the room-イン・ザ・ルーム-」クリスマスショートストーリー

「In the room-イン・ザ・ルーム-」(2016年4月発売)のショートストーリーです。
ティザーサイトはこちら
本編の前の時系列になります(アニメイト特典の少し後)
クリスマス・イヴの直前~当日のお話。

「バニラとピカン、そしてKiss」

人生最良の12月だ。
先日僕は彼女にプロポーズをしてOKをもらって以来、「宇宙一幸せな男」になったにも関わらず、実は悩んでいる。
クリスマス・イヴのデートプランが決まらない!

なんせこれ以上無いほどのベタなプロポーズをした(と思っている)
この見てくれといかにもな職業のせいで気障っぽく見られがちなので、むしろそのテイストに乗っかってやれな気分でいたわけで。
だが、これからは長い人生を共に過ごすわけだし、素のままの気取らないデートでいいんじゃないか、いやいや、クリスマスだぞ、女の子をガッカリさせるのはどうなんだ、と逡巡の時間が続いた。

僕よりも彼女との付き合いの長い姉に相談すると、
「は?プロポーズしてOKもらってその段階?何やってるの?純情な高校生か!」
と一蹴されたので、もうこの人はアテにしないことにした。

こうなったらもう本人にどこに行きたいか直接聞いてしまおうかな。
スマホの画面を開き、メールを打とうとした瞬間、当の本人からメールが届いた。
『親戚からカニをもらったので、うちのコタツで鍋パーティをしませんか?父がすごく酔っ払ったらごめんなさいですけど』
続けて『よかったらお姉さんもご一緒に』の一文。

!?
そうだ。そうだよ。
ご両親にもご挨拶をしようと思っていた(年明けくらいに)それが早まるだけだ。
彼女の配慮に感謝する。気楽な雰囲気を作ってくれようとしてくれてる。
さすが、僕がベタ惚れてしまっただけのことはある。快諾の返事とついでに姉にも都合を聞いておくと返信した。
再度姉にお招きの件で連絡をする。
「鍋パになったの?なるほど。誠二の結婚報告のご挨拶を見たいけど、ごめん、笑っちゃうかもしれないから私は遠慮しとく」
……うん、もうこの人は放っておこう。

そして当日。
日本酒好きなお父さんのために「臥龍梅」、果物好きなお母さんのために「キルフェボンのタルト」を携え、彼女の家を訪問した。
玄関に立った僕を見ていきなり彼女はこう言った。
-誠二さん、靴下脱いじゃっていいよ。家の中で履いてるの嫌いなんだよね?
背後に立つお母さんにも「そうそう」と促され、僕は結婚の報告を靴下ナシで行うという暴挙をやってのけることになった。

『いや~うちの娘から結婚を迫ったみたいで。いやいや、申し訳ない。いいんですか、こんな娘で』
ひっきりなしに頭を掻いている目の前の中年男性にとても好感を持った。
『いやいや、とんでもない。娘さんじゃなきゃ駄目なんです、ええ、ホントに。……必ず幸せにしますので娘さんをください』
もっと真面目に返答しようとしたのだが、僕までそんなノリになってしまい。
(途中気が付き、裸足で正座し直したが、あれでいくらか誠意は伝わっただろうか?)
お母さんが『母娘で同じことするものねぇ……実はね。私もお父さんにプロポーズしたのよ』と自分の伴侶にまなざしを向けた。
照れ笑いをするご両親に僕は心から頭を下げたのだった。



-ごめんね、やっぱり酔っ払っちゃった。うちの父、いつもああなの
「ううん。楽しいお父さんでいいよ。ああいうタイプ好きだな」
きみの家から駅までの道、白い息を吐きながらも僕たちはとても温かい気持ちに満ちていた。

コンビニの明かりが凍てついた道を明るく照らしている。
きみからもらった手袋をした僕は、自分のコートのポケットの中にきみの手を握り込んだまま、視線を追う。
「ジェラート、食べたいんじゃない?」
コンビニから視線を移したきみは(わかっちゃった?)と言わんばかりに僕を見る。
「だってきみが一番好きなスイーツだから」
好きな飲物はオレンジを浮かべたアイスティ。
子供の頃からキラキラしたものが好きで、だから宝石の鑑定士になった。

バニラとピカンのジェラートを買って、ふたりで近くの公園のベンチに座る。
「寒いね」と言いながらも鍋でポカポカになった身体にはその氷菓は喉に心地よかった。
「じゃ、お約束で。はいどうぞ」
途中でジェラートを交換するのは、あのヨーロッパの街でデートをした頃から僕たちのルールになった。

幸せそうにピカンのジェラートを口に運ぶきみが愛おしい。
その表情を見ながらこれからの僕たちのことを考えた。
きっとこれからもふたりで作るルールは増えていくだろう。きみのご両親がそうしてきたように。

「あれ。ピカン、全部食べちゃったの?」
-あ!ホントだ、ごめんうっかりしちゃった
慌てたきみが可愛くて、どうしようもなく胸が詰まってくる。
「大丈夫。今から取り返すから」
笑った僕が肩に手を回すと、きみはその意図を察してくれて、そっとまぶたを閉じた。


(了)

# 2017年~夏までの発売予定作品について

2017年に発売する予定の作品のご紹介です。(※いずれも18歳以上推奨作品)
夏以降の発売作品については順次お知らせして参ります。



①「ファム・ファタールVol.1覚醒」
2017年1月27日発売予定
サンプルボイス等も一部公開しておりますのでご興味のある方はティザーサイトをご覧ください。
ティザーサイトはこちら

シナリオ:天王州藍
イラスト:夜咲こん
キャスト:土門熱、宝殿亭ガツ芯
RGBファムジャケット



②「mariage(マリアージュ)シリーズ」2作品
2017年3月~5月発売予定
挙式を迎えるカップルの【挙式数週間前~挙式直前~当日~初夜~後日】のお話。
結婚準備中のワクワクドキドキあたふたイチャイチャを描いた楽しいシリーズです。

シナリオ:かしわ
イラスト:今冨
キャスト:第1弾・第2弾ともに決定済み

ティザーサイトの公開は1月中旬を予定しています。第1弾のキャラフェイスの一部をちらっとご紹介します。
マリブログ



③「私の小鳥-blau(ブラウ)-」
2017年初夏発売予定
近世ヨーロッパの架空の小国を舞台にしたロマンティック・ラブストーリー第3弾

2016年7月と8月に発売したシリーズの続編になります。
シリーズティザーサイトはこちら
このシリーズには続編希望のメールを沢山頂きました。ありがとうございました。
今作は現国王の第一子にあたる皇太子アドルフと隣国の姫のお話です。
(前2作品を未聴でも問題ない作りにしておりますので、ご検討頂ければ幸いです)

シナリオ:かしわ
イラスト:一越A区
キャスト:オファー中



④「ファム・ファタールVol.2狂夏」
2017年夏発売予定

シナリオ:天王州藍
イラスト:夜咲こん
キャスト:未定

「ファム・ファタール・シリーズ」の第2弾です。現在いくつかあるプロットから一つを選ぶ作業をしています。
タイトルどおりにできるだけ「夏」を感じられる時期に間に合わせたいと思っています。



※未発表作品の詳細については、サイト公開&予約開始も含めてツイッターまたはブログを通じてお知らせして参ります。
2016年は「作風の引き出しを増やす」ことを心がけましたが、2017年は「どの引き出しも有効に使う」を目標に制作したいと思っています。
2017年もよろしくお願いいたします!

# 「私の小鳥-Weiβ(ヴァイス)-」 アフターショートストーリー

私の小鳥シリーズ「Weiβ(ヴァイス)」(2016年8月発売)のアフターショートストーリーです。
本編をお聞きになってからどうぞ。
ティザーサイトはこちら


「愛の形」
~私の小鳥-Weiβ(ヴァイス)-アフターSS


就寝前のひととき、鏡台の前でルドガーの髪を梳かすのは私の楽しみのひとつだ。
いつも無造作にしているのが気になって、手入れを申し出たところ快く了承してくれた。
光の当たり具合で、蜂蜜色にもプラチナブロンドにも変化する美しい長い髪。
こうして頭に触られるのが気持ちいいようで、くつろいでくれている。

今日は絵画学校で屋外での授業があったらしく、疲れたのかさっきから盛んにあくびをしている。
(そう言えば。最初に出逢った時もしどけない姿であくびをしていた)
思い出して笑みを浮かべていると、彼が私を見咎めた。
「こらこら、なに笑ってるのー」
「ううん、なんでもないの。……ねぇルドガー」
「ん?」
「この髪はいつから伸ばしているの?」
鏡越しに目を合わせていた彼が少し眉根をよせる。
「もしかして……毎晩こんなことするの面倒くさい?切った方がいいかな?」

まただ。彼はとてもよく気がつく。いつも先回りして考える。
自分から引くことで物事を穏便に済ませようとする彼が、我を通したのは一度だけ。
スペイン行きの船に乗ったあの日だけだ。
「いいえ切らないで。とても綺麗なんだもの……初めて見た時はなんて美しい人かと思った……」
おや、と目を見開いて、ルドガーはからかうように笑う。
「そうなの?知らなかったな。いい印象じゃなかったはずなのに」
「……ルドガーはお母さま似なのかしら」
ことさらにさりげなく尋ねた。

これは今まで踏み込まないようにしていた領域。
でも。ルドガーの芯の部分の影のようなものはきっとご両親に関係がある。
『ご両親の褥を覗いたことは?……私は何度も見たよ』
『父は私が隣のベッドにいるのに、母に嬌声を上げさせた』
あの話は本当にむごいと思った。
『こういうのはね、誰かに吐き出すだけで楽になるってもんです』
カールの言葉を思い出す。
心にためているものがあるなら……受け止めてあげたい。

後ろに立つ私の手を肩越しに取って、ルドガーが指をからませる。
「う~ん……顔立ちは母に似ているのかな。……でもこの金色の髪と青い瞳は父から譲られたものだよ」
「そうなのね」
少し逡巡した後、彼が話し始めた。
「……この髪はお城に入った頃……8歳頃から伸ばし始めた。母がそうしたがった。……間違いなく父の落とし胤だ、ということを周りに証明したかったみたい」
「………」
「いつも今みたいに母に髪を梳いてもらっていたのだけど。……そのたびに父への恨み言を聞かされた。何せ好色な人だから他にも女性がいるわけ。『城に戻るべきじゃなかった』ってよくこぼしてた……8年も経ってから戻ってこいって言われて、唯一の愛情を注がれると期待してたんだと思う」
「……お辛かったでしょうね」
「……本人も愛妾のひとりにすぎないんだけどね。……ははっ、だから私の髪を見るたび愚痴りたくなったんじゃない?」
と、茶目っ気を出して笑う。

『全部話して欲しい』の願いを彼の手をぎゅっと握ることで伝える。
そしてそれは叶えられた。
「でも……家来が私たちの部屋に来て『今夜は陛下がお渡りになる。そそうのないように』って伝令を寄越すとね、母は有頂天になって美しく装い始める。……それを見て私はすごく不思議に思った。『あんなに不平を言っていたのに』『また父上にベッドで虐められるのに』って」
ふうーとため息をついてじっと鏡に映る私を見る。
「……勿論今なら理解できるよ。ただ、あの当時は混乱したよね……」
「お母さまはお父さまを」
「うん……生きていた時も死んでからも評判の悪い父王だけれど。母は彼を愛していたんだ。きっととても深く」

私の手の甲に頬をすり寄せながら彼がつぶやく。
「愛にはいろんな形があるね。……この髪には母の父への愛憎がこもっている気がして……それでつい切るのをためらう……」
「ルドガー」
「あんな両親だけど、私は彼らのことが嫌いじゃないんだ……」
「私も。……あなたを産んでくださって感謝してる」
鏡の中の彼の青い瞳が一瞬揺らいだ。が、すぐにそれは光を宿した。
「……私が生まれたことには意味があったね。きみが望んでくれるから」

握り合っていた手が解かれ、そしてそれはそのまま彼の口元に。
薄い唇に触れた、と思う間もなく、赤い舌が覗き、ちろちろと私の指を舐めあげる。
鏡越しに私の様子を見ながら、やがて、彼は音を立ててそれをしゃぶり出す。
「ねぇ……私の……愛の形は……どう見える……?」
おいしいね、と行為の何かを思い出させるような意図的な舌遣いに、次第に立っているのも苦しくなる。

「ル、ドガー……」
私の腕をぐっと引き寄せ、身体を後ろにひねった彼が低く囁いた。
『きみの愛の形も見せてくれる?』
そして、意味深な青い目線を私とベッドに順に投げた。
私は少しかがんで、彼の唇に小さなキスを落とす。
よく気がつく恋人はそれだけで私の返事をわかってくれた。




(了)